新事業:UN-MITSU(アンミツ)について

プレゼンテーション1-2.jpg

五大化成とアンミツ

【アンミツに至るまでの五大化成】

■2000年頃

五大化成株式会社は、五大産業株式会社・環境化成品部として活動しており、日本で発明された「光触媒」という技術を業界他社に先駆け利用していました。

 

当時、問題視され始めていた「シックハウス症候群」対策のため、住居室内、店舗、病院など、人が集まる場所の室内環境改善システムとして「光触媒内装用コート剤 ウエルコート」を自社開発・液剤製造・販売を開始。また製造・販売だけでなく、自社で「ウエルコート施工代理店システム」を日本全国及び、韓国、中国で展開しました。

※「ウエルコート施工代理店システム」…光触媒ウエルコートの施工前後の効果を「室内施工前後のVOC(揮発性有機化合物)、臭気の測定を実施する事で証明する」というシステム。当時、光触媒内装施工業界他社が、どこも実施していなかったシステムを構築したパイオニアです。

■2003年頃

中国・台湾がSARS禍に見舞われたこの頃、台湾のTVニュースで「日本開発の光触媒技術は、未知のSARSウイルスに対して抑制効果がある」「抑制効果=光触媒は全ての有機物を分解する」という報道があり、その直後、中国・台湾からオファーが殺到。SARSウイルス対策として「ウエルコート」を両国で、日本国内と同様の代理店展開を実施しました。

■2005年頃

当時、SARS禍後に問題となり始めた「鳥インフルエンザウイルス」に対する「ウエルコート」の効果を実証する為、京都府立医科大学に「ウエルコート」のインフルエンザウイルスに対する増殖抑制効果試験を委託し、優秀な結果を得ました。

■2010年頃

この頃、上記のような実績が評価された事もあり、弊社が現在も所属する光触媒工業会からのご紹介で、医科大学病院の抗がん剤専門の薬剤師よりお問い合わせがありました。「抗がん剤を扱う医師・看護師・薬剤師の人体に、悪影響のある成分を通常の洗浄工程では完全に除去できず、その残留成分が問題となっている。」「光触媒で完全除去できないか?」との内容で、解決するべく開発を進めたところ有用な結果が得られました。「光触媒水性組成物及び該組成物を用いた抗がん剤分解法」という特許を関係各社と共同で取得し、現在も「ケモクリーン」として委託製造しています。

 

…以上のように、

五大化成株式会社は、感染症・ウイルス(病気)の直接的な専門家(医者・学者)ではありませんが、2000年頃からの「光触媒ウエルコート」の上市開始以降、室内のシックハウス対策や環境改善対策だけでなく、「ウイルス」や「菌」に対する技術・見解も各方面から期待され、本業(=光触媒製品の製造、施工技術の開発、化学品の製造、販売)以外の「ウイルス」や「菌」に対する知見・経験も自然と蓄積されてきました。

 

その中でも、室内の「シックハウス対策」「環境改善」や、ウイルス・菌、危険有害物成分といったミクロンメーター、ナノメーターサイズの「極めて微小なサイズの対象物の分解除去」の検討を進める過程では、それら「目視できないもの」の挙動は予測が困難でした。

またそれらは未知(エビデンスが存在しない)である事が多い為、室内空間の空気の流れ(=ウイルス・菌・シックハウス原因物質など、空間浮遊物の挙動)を想定・予測し、光触媒コートが施された壁や天井に効率的に接触させる事で、対象原因物質の分解を促進させるノウハウ(=分解性能、効率の向上)も蓄積されていきました。

 

【アンミツの開発目的】

今回、五大化成株式会社が新型コロナウイルス対策として、開発した企画「アンミツ」は、上記のように長年にわたり蓄積されたウイルス・菌等に対する知見・ノウハウから、人が集まる様々な施設内での感染を抑制するには、室内空間におけるナノサイズ物質の挙動を想像し、コントロールする事が重要なポイントであると捉え、感染の発生・拡大の低減を含め、国家的・世界的大問題の打開・解決の一助になればという思いから活動を開始しました。

アンミツは、エビデンスを重視した感染対策の検討では、未知のウイルスに対し先手の対策を打てず、後手の対応にしかならないと捉えています。蓄積された経験に基づく「想像力」こそが、未知のウイルスに対する先手策の立案・検討・実行を生む、未曾有の危機へ対抗できる力だと考えています。

※各資料データは光触媒製品ページを参照ください